医療的ケア児交流会が行なわれました!
令和5年3月11日(土)、「未就学児の医療的ケア児交流会」が開催されました。
この企画は「所沢市」が中心となり、重症心身障害児施設であるかしの木学園の園舎を提供して実施されました。
かしの木学園をはじめ、重症心身障害児(医療的ケア児)を受け入れる事業所、在宅の訪問看護や訪問リハビリを実施する看護師や理学療法士、松原学園保育士等、多くの機関の職員が集まりました。
当日は未就学児の医療的ケア児、保護者の方、きょうだい児、職員含め総勢50名程が集まり、医療的ケア児を支える現在の想いや遊び場所の情報共有、預け先等について活発な情報交換が行われていました。
コロナ禍となり3年余り、この交流会は実施できずにいましたが、コロナ対策がやや緩和されてきたことを契機に関係機関の想いも含まり、実施となりました。
令和3年6月、『医療的ケア児支援法』が制定されました。この法律は「医療的ケア児の健やかな成長を図る」と共に、「その家族の離職の防止を図り」「安心して子どもを生み、育てることができる社会の実現に寄与する」ことを目的とし、①国、②地方公共団体、③保育所の設置者等、④学校の設置者、⑤政府の各責務等を定めています。
今回の取組みは医療的ケア児及びその家族を地域社会で支えていく取組みとして意義のある開催であったと同時に、今後も関係機関が一つの方向に向かって支えていけるよう連携してサポートできればと、今回の交流会を見て強く感じました。次年度に繋げていければと思います。