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2019年3月

2019年3月27日 (水)

第45回 卒園、修了式を行いました。

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『安心感の中で蓄えられる成長・発達のエネルギー』

かしの木学園は、子育ての割と早い時期に、不安を
抱えて利用を開始される親子が多い施設だと思います。
 発達の遅れ・つまずき・偏りがみられるお子さんを
前にして、ご家族は、不安を抱えどうしたらいいのか
と、思い悩まれることもあったでしょう。そんな時に
出会った療育施設がかしの木学園。通い始めてみたら、
親子で毎回、あそんで・食べて・お昼寝しての繰り返
し・・・。これでほんとに大丈夫? 『療育』って、
何か専門的なことをやるんじゃないの? 直接そう聞
かれたことはありませんが、多くの保護者の皆さんが、
一度はそう思われたのではないかと思います。

 しかし、今回で45回目の卒園・修了式を迎えるかし
の木学園は、「子どもたちの成長・発達のエネルギー
は毎日の生活の積み重ねの中にある」と自信をもって
お伝えすることができます。そして、毎日の生活のリ
ズムの土台を築くのが乳幼児期なのです。この時期を、
保護者の皆様の見守りの中で、遅れやつまずき、偏り
をしっかりと受け止めてもらい認められてのびのびと
過ごせることが、子どもたちの成長・発達につながる
大事な要素だと思います。「早く、早く」と大人の都
合や思いだけで突っ走っても、子どもたちは置いて行
かれます。その子、その子の成長のペースがあるのです。


 日々の生活は、思うようにいかないことも多いでしょ
うが、試行錯誤をしながら子どもの姿に沿って見守って
ほしいと思います。その試行錯誤の過程でわたくしたち
保育者がご家族の相談に乗ったり、子どもたちとあれこ
れ試してみたりすることで、保護者の皆様のお役に立て
るのではないかと思っています。 年度末のこの時期、
子どもたちの弾けるような笑顔に出会うと、一年間の
積み上げの成果を感じます。子どもたちを見守り支え
たご家族の皆さんの成果でもありますね。

 さて、今年度は2名のお子さんを学校に送り出します。
また、9名のお子さんが幼稚園や保育園、他の児童発達
支援事業所に移行します。親子で取り組んできた貴重な
日々を糧に、学校でそして移行先で頑張ってください。
これからも、ずっと応援しています。

 

 最後になりましたが、かしの木学園の活動にご理解・
御協力をくださる関係機関や地域の皆様に、改めてお礼
と感謝を申し上げます。

                 園長 鈴木喜代子

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今年の卒園児です。立派に成長しました。

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かしの木学園嘱託医の章仁会 くさかり小児科様から
お祝いのお花をいただきました。

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卒園、おめでとう!!
元気に小学校通ってくださいね!!

2019年3月26日 (火)

キッズフェスタ 2019に行こう!!

もうすぐ4月、新年度が始まりますね。

この時期に毎年開催される、子どもの福祉器具展
キッズフェスタ2019に行きませんか?

201903261052070001http://www.kidsfesta.jp/

18回目となるアンダー18の福祉器具が一同に揃うので
いろいろな福祉機器や、自助具を見たり試したりする
ことが出来ます。
福祉用具は沢山の種類がありますので、生活に便利な用具
を見つけることができるかもしれませんね。
また、販売コーナもあって 小物がちょっとお得に買えるかも。
秋に行われる福祉機器展とは違って、子どもに焦点ををあてた
キッズフェスタに行ってみてはどうでしょうか。

開催日時 平成31年4月13日(土)10:00~17:00

          4月14日(日)10:00~16:00

場  所 東京流通センター 第一展示場 

主  催 子どもの福祉用具展示実行委員会

キッズフェスタフライヤー(別ウインドウで開きます)

2019年3月20日 (水)

平成30年度 事業所自己評価を公表します。

 今年度より児童福祉法の改正により、「児童発達支援ガイドライン」
に基づいた事業所自己評価の実施と、その公表が義務付けられました。
かしの木学園では、職員に対して行った事業所職員向け児童発達支援
自己評価と、保護者向け自己評価の結果について公表いたします。

事業所職員向け児童発達支援自己評価の結果(クリックすると別ウィンドウで開きます)

保護者向け自己評価の結果(クリックすると別ウインドウで開きます)

2019年3月19日 (火)

肋木遊び

 かしの木学園にある肋木をもちいた活動を理学療法士の視点
からご紹介します。


 多くの保育園、幼稚園にある肋木がかしの木学園にもあります。
本年度、リニューアルして新品のようなりました。

リニューアルするまでは、ゆがみがあったので立てて使うことが
できなかったのですが、ゆがみ、がたつきを直していただいたので、
立てて遊べるようになりました。
これを立ててみると、やっぱりみんな登りたくなりますよね。

ということで、運動にハンディがあるクラスの子どもたちが
遊んでいる様子をのぞいてみましょう。

みんな結構、動きはぎこちないけどダイナミックに遊びましたよ。

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よじ登る動作だけでもたくさんの運動要素が含まれるので、
遊ばせる職員も一生懸命サポートします。

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ハンディを持っていても遊びたいという気持ちはみんなとても
強く持っています。
子どもたちが「あそびたい!」、「のぼりたい!」、「すべりたい!」、
「探検したい!」という気持ちがあるからこそ、自分の体を動かす
最大の動機になるわけですから、理学療法士や支援員はその気持を引き
出すために様々な努力と工夫をしています。


この遊びの中には、多くのリハビリの要素が詰め込まれています。
筋力、随意運動、協調運動、バランス・姿勢反射、感覚(体性感覚・固有感覚)、
ボディイメージなどなど(あえて〇〇訓練などとは書きません)。

職員と保護者はその動きをサポートして、遊びというリハビリの時間を充実させています。

2019年3月 1日 (金)

全体交流会 ~かしの木音楽会♪~


普段はクラス別に活動しているかしの木学園ですが、
全体交流会では全クラスが集まって乳児さんから年中さんまで一緒に楽しみました。

今回のテーマは『音あそび♪』

まずは、職員による ♪音楽コンサート♪ です。
ピアノやカスタネット、ギロやタイコなど様々な楽器の音を楽しみました!

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歌は見ても楽しめる手話ソング♪

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音楽を聴いて楽しんだ後は、みんなでリズム遊びをしました☆

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音楽に合わせて体を動かしたり動物のまねっこをしたりと
ホールいっぱいに動き回って遊びました!

見て、聴いて、体を動かして、周りのお友だちの動きを感じて…と、
いろいろな角度から楽しめる音楽会になりました!!