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2020年7月10日 (金)

お弁当づくりの工夫について

夏の暑い季節は、食中毒が心配な時期ですね。

かしの木学園の昼食は、基本はお弁当ですが、希望される方にはご飯とみそ汁の提供を行っていますrestaurant

今回は食中毒を防ぐための、お弁当作りの工夫について紹介します。

 最初に〇×クイズです!

① お弁当のごはんやおかずをあたたかいうちに、ふたをした。(→正解は×です。)

ご飯やおかずがあたたかいうちに詰めると、蒸気がこもって水分となり、傷みの原因となります。必ず冷ましてから、お弁当箱に詰めましょう。

②ミニトマトはへたを取って洗った。 (→正解は〇です。)

ヘタのまわりの細かいくぼみの部分には、細菌が残ってしまうことがあるのでへたを取ってからよく洗い、水分もペーパータオルなどで拭きとってから詰めましょう。

③レシピを見るのにスマートフォンを操作しながら、調理をしている。( →正解は×です。)

スマートフォンの画面にも雑菌がついていますので、触ったら再度手を洗って調理してください。

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食中毒予防の3原則は

1、つけない 2、ふやさない 3、やっつける です!

食中毒菌をつけない

・調理の前や、肉・卵・魚を触った後、トイレの後はよく手を洗いましょう。

・手に傷がある時は、食中毒菌の1つである黄色ブドウ球菌がついているので、使い捨て手袋を使用すると良いでしょう。

・お弁当箱もパッキンを外して洗ったり、調理器具もよく洗い、乾燥させたものを使いましょう。

・おにぎりは、ラップを使用したり、盛り付けには、菜箸やトングを使用すると良いでしょう。

食中毒菌をふやさない

・食中毒菌が増える条件は水分(湿度・湯気など)・栄養・温度です。

・水分が多いと細菌が増えやすくなるので、汁気は良く切りましょう。

・ご飯やおかずは、平らなお皿やバットにとりわけ、よく冷ましてからお弁当箱に詰めましょう。

・作り置きした食材は、当日朝再加熱し、よく冷ましてからお弁当に入れましょう。

・暑い時期はクーラーバッグや保冷剤を活用しましょう。

かしの木学園でも、暑い時期には、お弁当を保管するクーラーバッグを用意しています。

やっつける

・ノロウィルスは85℃から90℃で90秒以上加熱すると死滅するといわれています。

・おかずはしっかり中心部までよく加熱しましょう。

・卵料理も半熟ではなく、完全に固まるまでしっかり火を通しましょう。