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2018年3月

2018年3月30日 (金)

第44回卒園、修了式を行いました。

3月24日(土)に1日クラスの卒園、修了式が行われました。

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お天気にも恵まれ準備万端で皆さんをお迎えします。
嘱託医の先生や元職員の方からもお祝いのお花が届きました。Img_0282
廊下には、卒園児の卒園製作の作品が飾られました。

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今年の卒園児は3名、移行児は16名です。

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園長からそれぞれ、卒園証、修了証を受け取りました。
こども福祉課の市來課長は所沢市の藤本市長からお祝いのメッセージ
を代読してくださいました。

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職員からは最後に「♪ こころのねっこ」を歌って、園児たちの門出を祝いました。

Img_4530卒園児のみんなは立派に成長しました。
移行児のみなさん、新しいところで一生懸命あそんでくださいね。
また、進級するこどもたちは、新年度もかしの木でたくさん遊びましょう。

かしの木学園卒園、修了、おめでとう!!

2018年3月27日 (火)

かえで組が茶室に変身!?

所沢市社会福祉協議会副会長の新井様が、日頃頑張っているお母様方のためにと

お茶会を催してくださいました。

一緒に美味しく頂きました。

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お茶の作法を教えて頂いたり、お話したり…

ゆっくりとした時間を過ごすことが出来ました。

日頃体験出来ないことを経験できる良い機会でした!

2018年3月16日 (金)

おもちつきのわらべうた

3月14日(水)に3月のお誕生会を行いました。

園長とお母さんとのお祝いは、「おもちつき」!!
これをちょっと紹介しましょう。

どんな歌か書き出してみました。ちょっと違っているかもしれませんが大体こんな感じです。

ねんにいちどのもちつきは♪
ぺったんこ、ぺったんこ♪
ぺったん、ぺったん、ぺったんこ♪

­はぁこねて、はぁこねて、はぁこね、はぁこね、はぁこねて

とっついた、とっついた、­とっつい、とっつい、とっついた

シャーンシャーン、シャンシャンシャン

シャンシャン シャンシャン シャンシャン シャン 

あそびかたは、片方の人は、一定のリズムで上下に拍を打ち、

もう片方の人が、拍の合間をぬって、

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相手の手の平を自分の指先で軽く叩いたり

相手の手と手の間に、自分の手を通したりする、手合わせ遊びです。

結構タイミングを合わせるのは大変ですが、うまく息があったときは、見ごたえがあります。

こどもたちは、その動きと掛け声に引き寄せられて見入っていましたよ。

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会場のみんなとお誕生児を祝って、お餅をたくさんつきました。
お祝いのおもちがたくさんできました。

2018年3月 7日 (水)

卒園製作

もう3月。

卒園まであと1か月を切った年長児さんたち。

毎日コツコツ卒園製作に取り組んでいます!

今回はその様子を少しお知らせします。

お雛様作りに使った野菜スタンプ。

実は年長さんが卒業製作用にと買いに行ってきたものなのです。

028_2ヤオコーさんまで行ってきました。

025レンコン、パプリカ、玉ねぎ・・・みんなで選んで

素敵な野菜が買えました。

園に戻ってからは

野菜を切って絵具をつけてペタペタ。

006ひたすらペタペタ。

さぁ、何ができるかな??

完成をお楽しみに!!

昭和59年5月の園だより

ちょっと前に、古い「園だより」が出てきました。
とても興味深く、かしの木学園の療育の基本が書かれていましたので、
皆さんに紹介したいと思います。

かしの木学園では「わらべうた」を療育で使います。
どうして、「わらべうた」を使うのか、
かしの木学園の考えをお伝えします。

かしの木学園に通園する子供たちの姿(発達)は
3カ月から2才半くらいのレベルの子がほとんどです。

こうした発達段階の子供たちの生活は、幼児期の子供のように、
基本的習慣、絵画、体育、音楽というように、細かい療育に分断するのではなく、
すべての活動そのものが生活であり、あそびであって、
その生活とあそびの中で展開されていかなければならないものだと思っています。


学園がとりいれている「わらべうた」ですが、
たとえば、3カ月から6カ月の発達の子供たちとの遊あそびのねらいは、
うたいかけに笑ったり、くすぐったいなどに反応したりする姿であり、
1才2カ月から1歳半ごろの子供たちは、大人のうたにあわせて、
自分から体をゆらしたり、身振りをまねしたり、口ずさむなど模倣の引き出します。

その先は、自分で歌ったり、歌いながらしぐさをを付けたりという動作の表現、
言葉の計画がされます。
つまり、一つのあそびを通して、発達に必要のな活動が行われているのです。


では、なぜ「わらべうた」なのか?

親と子、上の子が下の子と、子供同志であそび遊ばせる中で自然発生した、
詩やうたであるので必ず仕草が伴い、あそびがあり、
音域も狭く子供の声帯にも無理な負担をかけません。

 声帯の発達は生活年齢と一致するといわれ、
2才なら2~3度の音程のものが正しく歌えるといわれます。
正しく積み上げて年長ではオクターブ前後を歌いこなす。
という段階を踏んだことを理想としています。

仕草が必ず伴うということでは、一つのあそびで子供と1対1で反応を見ながら、
お互いの表情を見ながら、1回目は無反応、2回目は笑った。
次はもっと笑えるようにと、三回、四回、そのうちこの辺からくすぐりを期待できる、
歌を理解しているなど、あそばせ方、あそび方が変化し、
上達し大人への集中が高まっていくはずです。

こうした対応が子供に人への信頼感、期待感、要求、自発性等、
人の関わりの中で生きる力をそだてる源となるもので、
育児、保育、教育の原点だと思うのです。

たった一つのうた、詩と思っていたわらべうたを通して
わが子の反応や理解を引き出し育てながら、
とにかく一緒に歌いこみ、あそび込んで
大人自身がわらべうたの楽しさ、
あそぶことの楽しさをしってほしいとおもいました。

「園だより」昭和59年5月発行

Img_7842トランポリンの時のうた
♪♪どっちんかっちんかじやの子。
はだかでとびだすふろやの子。♪♪

2018年3月 1日 (木)

やさいスタンプ

もうすぐひな祭り。みんなでひな人形をつくりました。
お内裏様の着物に模様を付けましたが、野菜のハスでスタンプを作って、
ぺったん・ぺったんと子供たちと一緒に絵具をつけていきました。

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Img_00432家だとなかなかできない野菜スタンプあそびですが、自分でスタンプを押せる子も
介助でスタンプ押す子もみんな、汚れも気にせずおもいっきしぺったん、ぺったん
と押しました。

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体の緊張の影響で、平面の机では押しにくい子には、チェインジングボード
(障害児用書見台)を使って押しやすい角度に紙を置けるようにしました。
これはちょっと便利な道具で、今度ご紹介しますね。

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仕上げて、完成しました。